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相続の税理士紹介サービスを比較|無料の範囲と断り方

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親の相続で税理士に頼もうと思っても、「知り合いに税理士がいない」「どこに頼めばいいか分からない」と迷う方は多いと思います。相続税の申告は期限があるため、ゆっくり探す時間がないこともあります。

そんなときの方法の1つが、税理士の紹介サービスです。担当者が希望を聞き、相続に詳しい税理士を紹介してくれます。ただ、無料の範囲や、合わなかったときの断り方はサービスごとに違います。

この記事では、次の3つが分かります。

  • 税理士の紹介サービスの仕組みと、使う前に決めておくこと
  • 3つの紹介サービスの、紹介料・紹介してもらえる人数・断るときの対応・運営会社の比較
  • 紹介された税理士と契約する前に確かめること
相談室で、50代の女性が、相談員の説明を書類を前に真剣に聞いているイラスト

結論:紹介サービスを使うときの順番

  1. まず、相続税がかかりそうか、税理士に頼む必要があるかを確かめる
  2. 相続人どうしで、誰が窓口になるかと、頼みたい範囲(申告だけか、財産の評価もか)を決める
  3. 紹介サービスに申し込み、相続に詳しい税理士を紹介してもらう(3社とも紹介料は無料と案内)
  4. 面談で、報酬の見積もりと、申告の期限までの進め方を確かめる
  5. 合わなければ断ってよい。断りにくいときは、紹介サービスを通して伝える

まず、税理士に頼む必要があるかを確かめる

相続税がかからない場合は、税理士に頼まなくても済むことがあります。

相続税がかかるかどうかの目安(基礎控除)や、申告の期限、税理士に頼んだほうがいい場合は、相続で税理士は必要かの記事で、国税庁の情報をもとに説明しています。この記事では、頼むと決めたあとの「税理士の探し方」を中心に説明します。

相続税の申告には期限があるため、頼むと決めたら早めに探し始めましょう。実家の不動産がある場合は、評価に時間がかかることもあります。

申し込む前に、相続人どうしで決めておくこと

窓口になる人と、税理士に頼みたい範囲を決めておくと、紹介を受けたあとの話が早く進みます。

  • 窓口になる人:紹介サービスや税理士とやりとりする人を1人決めます。離れて暮らすきょうだいがいる場合は、決まったことをどう共有するかも決めておきます
  • 頼みたい範囲:相続税の申告だけか、財産の評価や遺産の分け方の相談もか、亡くなった親の所得税の申告(準確定申告)もか
  • 手元にある資料:預貯金の通帳、固定資産税の通知書、生命保険の書類など、財産が分かる資料をまとめておきます
  • 報酬の負担:税理士の報酬を、誰がどう負担するかを話しておきます

相続人どうしの話し合いがまとまらない場合は、税理士ではなく弁護士に相談する場面です。税理士に頼む前に、家族の意見がそろっているかも確かめておきましょう。

税理士の紹介サービスの仕組み

担当者が希望を聞き取り、合いそうな税理士を紹介します。契約は、税理士と直接結びます。

  • 申し込む:サービスのサイトから問い合わせます。担当者から電話やメールで連絡が来ます
  • 希望を伝える:相続の状況、財産の種類、住んでいる地域、面談の方法(対面・オンライン)などを伝えます
  • 紹介を受ける:担当者が、相続に詳しい税理士を選んで紹介します
  • 面談する:税理士と話し、報酬の見積もりや進め方を確かめます
  • 契約する:条件に納得したら、税理士と個別に契約します

紹介サービスの多くは、紹介を受ける側の費用は無料です。税理士紹介エージェントの公式サイトでは、提携している税理士からの広告費で運営しているため、利用する人の費用負担はないと説明されています。紹介された税理士に申告を頼む場合は、その税理士への報酬がかかります。

3つの紹介サービスの比較

3社とも紹介料は無料で、何度でも紹介してもらえると案内されています。断るときの対応は、税理士ドットコムと税理士紹介エージェントが公式サイトで説明しています。

サービス運営会社紹介料と人数断るときの対応
税理士紹介ネットワーク株式会社POLA-RIS紹介に関わる料金は何度でも無料公式の情報では確認できず
税理士ドットコム弁護士ドットコム株式会社何人紹介しても無料面談のあとの断りも、コーディネーターが対応
税理士紹介エージェントパスクリエイト株式会社何度でも無料(希望に合わなければ再紹介)断りの連絡は専任のエージェントを通して行う

※税理士紹介ネットワークと税理士紹介エージェントは2026年10月21日に、税理士ドットコムは2026年10月20日に、各社の公式サイトで確認した内容です(税理士ドットコムのサイトは10月21日はメンテナンス中で開けませんでした)。内容は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。

条件の交渉や相談のしかた

3社とも、担当者が税理士との間に入ると案内されています。

  • 税理士紹介ネットワーク:担当者が希望や条件を聞き、税理士と事前に条件を交渉したうえで、面談の設定や税理士からの連絡の手配をすると案内されています。相続の問い合わせと、事業主・法人の問い合わせで、紹介する税理士を分けているとしています
  • 税理士ドットコム:コーディネーターが要望を聞き、どこまで依頼するか、料金は適切かなどを第三者の目線で助言すると案内されています
  • 税理士紹介エージェント:専任のエージェントが、面談や料金・サービス内容の見積もりを、利用者に代わって交渉すると案内されています

税理士の報酬について

報酬は税理士ごとに違うため、必ず見積もりをもらって比べます。

相続税の申告の報酬には、国が決めた基準の金額はありません。遺産の額や財産の種類、相続人の数、土地の評価の手間などで変わり、同じ相続でも税理士によって違います。紹介サービスの案内に「目安」が書かれていることもありますが、実際の金額は、面談で見積もりをもらって確かめましょう。

  • 報酬に含まれる作業の範囲(財産の評価、申告書の作成、税務署とのやりとりなど)
  • 追加で費用がかかる場合(土地が多い、相続人が多い、期限が近いなど)
  • 支払いの時期と方法

紹介された税理士と契約する前に確かめること

相続税の申告の経験、期限までの進め方、連絡の取りやすさを確かめます。

  • 相続税の申告の経験:相続税の申告をよく扱っているか
  • 期限までの進め方:申告の期限に間に合うよう、何をいつまでに用意すればよいか
  • 連絡の方法:離れて暮らす家族がいる場合、電話やオンラインで相談できるか
  • ほかの専門家との連携:実家の名義の変更(相続登記)を司法書士に頼む場合、紹介や連携ができるか

実家を相続したときの手続きや、空き家になったときの考え方は、実家が空き家になったらどうするかの記事で説明しています。

相続税がかかるかどうかや、特例が使えるかどうかなど、個別の判断は、税理士や税務署に相談してください。

3つの紹介サービスの紹介

どれも、相続の相談に対応した税理士の紹介サービスです。

税理士紹介ネットワーク

株式会社POLA-RISが運営する、税理士の紹介サービスです。相続の問い合わせでは、相続税に詳しい税理士を紹介すると案内されています。

公式サイトでは、紹介に関わる料金は何度でも一切無料とされています。担当者が希望や条件を聞き、税理士との面談の設定や連絡の手配をします。紹介された税理士とは、条件に納得したうえで個別に契約します。

※サービスの内容は、2026年10月21日に公式サイトで確認したものです。変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

公式サイトはこちら

税理士ドットコム

弁護士ドットコム株式会社が運営する、税理士を探すためのサービスです。相続税の申告など、相談したい内容を伝えると、コーディネーターが要望を聞いたうえで、合いそうな税理士を紹介してくれます。

公式サイトでは、税理士の紹介は何人でも無料と案内されています。料金などの条件の相談や、面談のあとに断るときも、コーディネーターが対応すると案内されています。

※サービスの内容は、2026年10月20日に公式サイトで確認したものです。変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

公式サイトはこちら

税理士紹介エージェント

パスクリエイト株式会社が運営する、税理士の紹介サービスです。相続税の申告を含め、個人・法人の相談を受け付けています。

公式サイトでは、専任のエージェントが何度でも無料で紹介し、料金やサービス内容の見積もりも利用者に代わって交渉すると案内されています。紹介された税理士への断りの連絡も、エージェントを通して行えます。

※サービスの内容は、2026年10月21日に公式サイトで確認したものです。変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

公式サイトはこちら

困ったときの相談先

税金のことは税務署、名義や話し合いのことは司法書士・弁護士に相談できます。

  • 税務署:相続税がかかるかどうかや、申告の方法を相談できます。
  • 税理士会:各地の税理士会が、税の相談の窓口を設けていることがあります。
  • 司法書士・法務局:実家の名義の変更(相続登記)の手続き。
  • 弁護士:相続人どうしの話し合いがまとまらないとき。

まとめ

頼む必要を確かめてから紹介サービスを使い、見積もりと進め方に納得して契約しましょう。

3つの紹介サービスは、どれも紹介料は無料で、何度でも紹介してもらえると案内されています。断るときの対応や、担当者が条件の交渉に入るかどうかは、サービスごとに少しずつ違います。

税理士の報酬は税理士ごとに違うので、面談で見積もりをもらい、作業の範囲と合わせて確かめてください。

参考にした情報

※情報は2026年10月時点のものです。制度やサービスの内容は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトや市区町村でご確認ください。